最終的には複数のホスト構成にする予定なので、全体の基盤を管理するため、vCenter Server を導入します。vCenter Server は物理マシンにインストールすることもできますが、今回はVMwareで配布しているアプライアンスをダウンロードして仮想マシンとしてセットアップします。
vSphere Client を起動して、前回指定したIPアドレスとパスワードを入力します。ユーザー名はrootです。
証明書の警告は無視でOKです。
ログインできました。
[ファイル]→[OVFテンプレートのデプロイ]
ダウンロードしたのは、VMware-vCenter-Server-Appliance-5.5.0.20000-2063318_OVF10.ova です。OVFの場合はVMDKも用意しなければなりませんが、今回はOVAなので単独ファイルでOKです。
テンプレートの内容について確認します。
名前を決めます。
ディスクフォーマットはシン・プロビジョニングにしました。
デプロイ内容の確認です。
アップロードが始まりました。
デプロイに成功しました。
vSphere Client のコンソール上で起動の様子を確認します。
指定されたURLを開きます。
rootでログインします。
初期パスワードはvmwareです。
セットアップが開始します。
まずはEULAへの同意。
カスタマーエクスペリエンスへの参加について。
セッティングはタイプはデフォルトとしました。
データベースやサービスがインストールされます。
無事終了しました。
各サービスやデータベースも稼働しています。
早速、追加のセッティングを行います。
まずは、Certificate regeneration enabled を Yes に変更します。
Web Client での認証トラブル対策です。
ネットワークの設定を環境に合わせて変更します。
Administrator@vsphere.local でログインできるか試します。
パスワードはvmwareです。
ログインできました。
vSphereのローカルユーザーで運用するのであればここまででOKです。
次回は、Active Directory と vSphere を連携させてシングルサインオンできるようにします。
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