2014年9月26日金曜日

VMware@Dell でRAID監視

デルのPowerEdgeですが、最新の遠隔監視ボード iDARC7では、RAIDの状態も監視できましたが、古い世代のiDRACでは、ストレージの監視まではできないようです。


上がiDARC6の画面です。
ストレージの情報がありません。
アレイの組み方などは vCenter Server でも分からないので、デルの Server Administrator を使ってみます。

デルのナレッジベースを参考にしました。
http://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpbsd1/525092/ja?c=jp&s=bsd&cs=jpbsd1&l=ja

まず管理用PCに Server Administrator をインストールしますが、今回のPCにはすでにインストールしてあったので、説明は割愛します。

同じく、vSphere CLI もインストール済みなので、こちらの説明も省略です。

デルのサポートサイトから、ESXi 5.5用の Server Administrator をダウンロードして、vSphere Web Clientからアップロードします。



ホストをメンテナンスモードにします。
vSphere CLI を開いて、コマンドを入力します。
データストア名に半角スペースがあるので、"" でくくりました。


ホストを再起動して、 管理用PCにインストールした Server Administrator を起動します。



ログインする際は、「証明書の警告を無視」に必ずチェックをつけます。


RAIDの状態も確認できるようになりました。


2014年9月25日木曜日

vCenter Server Applianse 導入メモ - AD連携編

前回は vCenter Server Applianse をデプロイして、ローカルアカウントでログインするまでを作業しました。今回は Active Directory と連携してシングルサインオンできるようにします。

流れとしては、vCenter Server をADに参加させて、ADのユーザーやグループに vSphere/vCenter へのアクセス権を与えるという手順です。

ドメインに root というユーザーを追加して、ドメインの管理者にしておきます。

AD Authentication でドメイン名やアドミニストレーターのアカウント(roor)とパスワードを入力します。


再起動します。

アドミニストレータを Administrator にしてもドメイン参加は成功しましたが、 起動時に SSL Certification や vpxd Initialize でエラーが発生しました。権限不足によるエラーだったようなので、ドメイン認証をrootにしたところ起動に成功しました。


SSL Certification も vpxd Initialize も成功しました。
サーバーは正常に起動しているようです。


Administrator@vsphere.local でログインします。


アイデンティティソースに Active Diretory を追加します。


 ここは普通に Administrator とかでもOKのようです。


ドメインコントローラーに接続できました。
ドメインのリソースをブラウズできるようになりました。


vCenter の Administrators グループに Windows ドメインのグループを追加します。


 あっさりとドメイン一覧が表示されるので、グループまたはユーザーを選んで追加します。


追加されました。


vCenter Server を選んで


Administrator グループに Windowsドメインのグループを追加しました。


 ドメイン名と vCenter Server 名が同じで具合が悪そうなときは、vCenter Server 名を変更できます。



Windows セッション認証を使用してください をチェックします。


ActiveXコントロールが現れるので、Allow をクリックします。


無事ログインできました。


vCenter Server は、正常稼働するまでに結構時間がかかるようで、起動後すこし時間をおかないとログインに失敗するようです。


vCenter Server Applianse 導入メモ - デプロイ編

前回の作業でESXiホストが構築できました。

最終的には複数のホスト構成にする予定なので、全体の基盤を管理するため、vCenter Server を導入します。vCenter Server は物理マシンにインストールすることもできますが、今回はVMwareで配布しているアプライアンスをダウンロードして仮想マシンとしてセットアップします。

vSphere Client を起動して、前回指定したIPアドレスとパスワードを入力します。ユーザー名はrootです。


証明書の警告は無視でOKです。


ログインできました。


[ファイル]→[OVFテンプレートのデプロイ]


ダウンロードしたのは、VMware-vCenter-Server-Appliance-5.5.0.20000-2063318_OVF10.ova です。OVFの場合はVMDKも用意しなければなりませんが、今回はOVAなので単独ファイルでOKです。


テンプレートの内容について確認します。


名前を決めます。


ディスクフォーマットはシン・プロビジョニングにしました。


デプロイ内容の確認です。


アップロードが始まりました。


デプロイに成功しました。


vSphere Client のコンソール上で起動の様子を確認します。


指定されたURLを開きます。


rootでログインします。
初期パスワードはvmwareです。


セットアップが開始します。
まずはEULAへの同意。


カスタマーエクスペリエンスへの参加について。


セッティングはタイプはデフォルトとしました。


データベースやサービスがインストールされます。


無事終了しました。


各サービスやデータベースも稼働しています。


早速、追加のセッティングを行います。
まずは、Certificate regeneration enabled を Yes に変更します。
Web Client での認証トラブル対策です。


ネットワークの設定を環境に合わせて変更します。


 再起動させます。


Administrator@vsphere.local でログインできるか試します。
パスワードはvmwareです。


ログインできました。
vSphereのローカルユーザーで運用するのであればここまででOKです。


次回は、Active Directory と vSphere を連携させてシングルサインオンできるようにします。
 

2014年9月24日水曜日

vCenter Server Applianse 導入メモ - ESXi インストール編

前回でディスクの準備ができたので、ESXiをインストールします。

このサーバーはタイムゾーンの指定ができないので、時刻を9時間早めてUTCに合わせておきます。これ重要です。

あらかじめダウンロードしたISOファイルをDVDに焼いておきます。
今回使用したのは、VMware-VMvisor-Installer-5.5.0.update02-2068190.x86_64.isoです。

DVDから起動するとインストーラが走ります。


EULAの同意です。


インストール先の選択です。


確認。


キーボードレイアウトの選択です。


rootのパスワードを設定します。


インストール開始の確認です。


無事終了しますように、、、


やった!成功です。


DHCPで割り当てられたアドレスです。


F2でセットアップを始めます。
先ほど決めたパスワードを入力します。



 セットアップ画面です。


 現在のアドレスが表示されています。


あらかじめ決めておいたアドレスを振ります。



IPV6の状態です。


今回はEnableのチェックを外しました。

変更を保存します。


先ほど指定したアドレスで開くことができました。
ここから vShere Client をダウンロードすることができます。



次は、vSphere Client を使って vCenter Server Applianse をデプロイします。