2011年5月15日日曜日

IE8以降のセッション共有対策について

IE8から変わった仕様として、別ウインドウ間のセッション共有がありました。IE9でもその仕様は変わっていないので、セッション共有を無効にするためのメモを残しておきます。



 マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートチームのブログからの引用

現象:
IE8を起動しコンテンツを使用中、もう 1つの別のウィンドウを起動し、同じコンテンツにアクセスすると、セッション情報が共有されてしまう。
要因と回避策:
IE8 ではデフォルトでプロセスが異なる場合でも、セッション情報を引き継ぐ動作となります。
ウエブアプリケーションを使うとき、ウインドウごとに違うユーザーでログインしておくと便利なときがあります。IE7までは、あるアプリケーションにログイン中でも、新規にIEを起動すれば新規にセッションが開始されるので、またログイン画面が開きました。ところがIE8では新規にIEを起動しても、当該アプリケーションを開くと既にログイン済みになっていました。それの解決方法が上記ブログに記載されています。

http://blogs.technet.com/b/jpieblog/archive/2010/05/10/3331472.aspx

具体的には
キー : HKLM (or HKCU) \Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
名前 FrameMerging
種類 : REG_DWORD
: 0
とすることで、プロセス分離は有効のままセッション共有だけを無効にできます。

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