ウィンドウズをワークグループ環境で運用するには、各端末のローカルユーザーでアクセス制御をおこなうため、ホスト役になる端末にはゲスト用のアカウントを個々に登録する必要があります。
余計なアカウントを登録したウインドウズを起動すると、ようこそ画面でログイン用のアイコンが余計に表示されてしまい、間違ったアイコンをクリックするなど、混乱のもとになります。
WindowsXPまでは、ようこそ画面をつかわないログインも選択できましたが、Vista以降はそれもできなくなってしまいました。
すっきりとログインできる方法がないか探したところ、レジストリにユーザー名をエントリさせることで、ようこそ画面に表示させなくする方法がわかりました。
たとえば下図のようなアカウントの登録状態があります。
この中のTEST1とTEST2はようこそ画面に表示させたくありません。
レジストリに
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\SpecialAccounts\UserList
というキーを作成し
DWORD値でTEST1とTEST2というエントリーを作成します。
値が0であることを確認します。
再びコントロールパネルを見てみると
TEST1とTEST2が表示されていません。
ようこそ画面にも表示されません。
これでようこそ画面がスッキリしました。
念のためMMCから確認してみます。
こちらにはTEST1もTEST2も残っています。
共有フォルダや共有プリンタにTEST1やTEST2でアクセスが可能です。
ちなみにNET USERでもTEST1とTEST2は表示されました。
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